[メイン] マイクロビGM : 今よりも、より良いものに手を伸ばすことは

[メイン] マイクロビGM : それは果たして、否定されるべきものなのか?

[メイン] マイクロビGM : 近くにあるもの、遠くにあるもの

[メイン] マイクロビGM : それぞれが対立を描くというのなら

[メイン] マイクロビGM : 私はきっと、傍にあるものを優先すると思う

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : opening『始まりのマイクロビキニ』 登場:全員

[メイン] ███ : 1d10

[メイン] 水野愛 : 37+1d10 登場/リザレクト

[メイン] ███ : ん~?

[メイン] ███ : ダイスボット未定だよ!!!

[メイン] ███ : 1d10 (1D10) > 1

[メイン] system : [ ███ ] 侵蝕率 : 34 → 35

[メイン] 水野愛 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+1[1] > 38

[メイン] 原村 和 : 37+1d10 登場/リザレクト (37+1D10) > 37+4[4] > 41

[メイン] system : [ 水野愛 ] 侵蝕率 : 37 → 38

[メイン] system : [ 原村 和 ] 侵蝕率 : 37 → 41

[メイン] りあむ : 28+1d10 登場/リザレクト (28+1D10) > 28+7[7] > 35

[雑談] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 28 → 35

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : ここは日本の辺境の地にある、UGNマイクロビキニ支部。
"ミクロビキニ"と呼ばれる凶悪ジャームによって、《虚実崩壊》を受けたオーヴァード達が集う支部である。
あなた達はその一員であり、マイクロビキニ以外の服を着ることが一切できなくなってしまった。
"ミクロビキニ"の力を崇め、悪用する大手FHセル『クラックト・シーシェル』から"日常"を守るため、今日もあなた達は戦う。
そんなわけであなた達は、任務を受けるためにUGNマイクロビキニ支部のプライベートビーチにいた。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] ███ : 「あ、あはは…これはまた…」

[メイン] ███ : 滅茶苦茶サイズがあってない服装に困りつつ、おずおずと

[メイン] りあむ : 「なんだよこれ!?ありえないだろ!なんでみんな気にしないんだよう!」

[メイン] りあむ : ぎゃあぎゃあわめいている

[メイン] 水野愛 : 「今更気にしたってしょうがないでしょう、それより早く任務を聞きたいわね」

[メイン] 原村 和 : マイクロビキニとは……一体なんなのでしょうか。
この支部のエージェントであり、何か月か配属された私でも……。
今だ、わからないままです。

[メイン] 水野愛 : 口ではそう言いつつも、顔は赤くなっている

[メイン] ███ : 「みんな強かだね~…」

[メイン] ███ : いやもうこんなのどうにも気にせずいられないけどなぁ~~と思いつつ

[メイン] 原村 和 : 「うっ、すみません……
 みなさんに来てもらって……恥ずかしいですよね、私もまだ恥ずかしいです」
手で、色々と出てるものを隠しつつ。

[メイン] ███ : 「…ま、まぁうん」

[メイン] ███ : 「これも任務を終えるまでの…し、辛抱…」

[メイン] ███ : 「だといいなぁ~…」

[メイン] りあむ : 「わあ!?見るからな美少女たちが来た!眼福…いやそういう場合じゃなくて」

[メイン] 水野愛 : 「……早いところ現況をぶち倒して…」
ぶつぶつ

[メイン] テ・デ・ザリゼ : すると、煌めく海の上をボートで走り、こちらへ向かってくる一人の少女が。
濃紫色のツインテールが風に大きく揺れている。

[メイン] 原村 和 : UGNというのは、レネゲイドという不思議な力が世に公表されないように防ぐ秘密結社。
ですから、"ミクロビキニ"の凶悪な活動は、この力を広めてしまう危険がある。
そのため、UGNは急遽私たちを派遣した、のですが。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「とう!」
そしてあなた達の前に大きく飛び、着地する。

[メイン] りあむ : (うっわきわどいなあ…)

[メイン] テ・デ・ザリゼ : その少女の手には、任務用の資料が!

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「うむ!全員集まったようだな!」

[メイン] 原村 和 : 「平然としてますね……!?」
飛び立った彼女に、ぽかんと口を開きつつ。

[メイン] 水野愛 : 「わあ…!?」

[メイン] ███ : 「まぁそうなるか…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : まるで軍人のように、ぴしりと節々を綺麗に伸ばした佇まいで。

[メイン] ███ : 他の職員もそりゃあ…うん

[メイン] 水野愛 : 意識が逸れていたので驚いて、変なポーズでしばらく固まってしまう
この格好ではそれはすごいことで…

[メイン] テ・デ・ザリゼ : それぞれに、防水加工が施された任務資料を手渡していく。

[メイン] りあむ : 「僕たちも時間たてばこんな風になっちゃうのかぁ…」
げんなりしながら資料を受け取る

[メイン] 水野愛 : 「……う゛」
それに気づいて、呻きながら背をただして資料を受け取る

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「というわけで!諸君にはこれから、任務に向かってもらう!
 もちろん、クラックト・シーシェル関係だ!」

[メイン] 原村 和 : ……あそこまで慣れることはできないような。
任務のために動く姿は、素晴らしいですね。
ともかく、手渡された資料を手に取って。

[メイン] ███ : 「あーうん、なるほどねー」

[メイン] 原村 和 : りあむの言葉に、あはは……と苦笑いをしつつも。

[メイン] ███ : 資料を見る、形式までバグっててちょっと読みずらい

[メイン] テ・デ・ザリゼ : クラックト・シーシェル、それは言ってしまえば
この場にいるマイクロビキニの少女達を、このような格好にさせた
元凶の一つとも言える、テロリスト団の名前である。

[メイン] 水野愛 : 「それは嫌だなぁ…」
りあむの言葉に

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「しばしの辛抱だ!このセル内にいる"ミクロビキニ"さえ
 倒すことができれば、我々はこの破廉恥な格好から
 解放されるのだ……!!」

[メイン] りあむ : 「あ、自覚はあったんだ」

[メイン] ███ : 「だといいな…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : あったらしい。

[メイン] ███ : 「ねぇこの任務もやっぱりUGNとして記録に残すのかなぁ」

[メイン] 水野愛 : 「……いろいろすごい人ね…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「残すぞ!」

[メイン] 水野愛 : 「…え゛」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : ハキハキとした口調でそう応える。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「一応UGNは国家組織だからな!」

[メイン] 原村 和 : 「んっ……」
自覚はあったんですか。
それでも軍隊の陽に規律よくしていたのは、ある意味彼女の仕事なのかもしれない。

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] りあむ : 「燃やせれないかなあ…ボクだと別の意味で炎上するかぁ」

[メイン] 水野愛 : 「国家レベルでこれを残すの…?」

[メイン] ███ : 「炎上する前に悪用されるのが怖いかな…」

[メイン] 原村 和 : 「えっ……!?
 恰好まで記録されませんよね……!?」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「おや、そうか君は新人オーヴァードでありながら
 マイクロビキニ化の犠牲になってしまった……」
りあむを見て、目を細めつつ。

[メイン] 原村 和 : 数か月続けてきて、初耳だったんですけど……!!と返す。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 腕を組み、眉間に皺を寄せながら、何かを考え。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「兎にも角にも、記録に残す!」

[メイン] りあむ : 「なんで入ってすぐこれなんだ!よ!」

[メイン] ███ : 「勘弁してほしい…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「それがマイクロビキニ化のメカニズム解明に
 繋がる手掛かりになるのだからな……!!」

[メイン] 水野愛 : 「どうしてこうなるのよ…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「そして、クラックト・シーシェルの弱点を探るための
 小さいながらも、前進となる!!」

[メイン] ███ : 「そっか…」

[メイン] 原村 和 : 「……災難でしたね……
 ですがそのぉ……破廉恥な格好をしているのは、私たちも同じではあります……から……」
……りあむさんを励まそうとしたけれど、これじゃ逆効果……でしょうか。

[メイン] ███ : イリーガルになったことを後悔したのはこれが初めてだよう

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「というわけで、新人オーヴァードの教育を頼みつつ、だ」

[メイン] 水野愛 : 「……はぁ。元凶にあったらただじゃ済ませないわ…!みんなで殴りつけてやるわよ!」
眉間にしわを寄せて

[メイン] りあむ : 「うう…和ままぁ…」
隙あらばすぐにおぎゃる

[メイン] 原村 和 : 「…………この事件で、困っている方は……もちろん、いらっしゃいますよね?」
ちらりと、リゼに目を向けつつ。

[メイン] 原村 和 : いや……私たちも困っているけど。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : うむ、と頷く。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「まだ可能性という段階ではあるが……」

[メイン] ███ : 「…まぁうん」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「今回は諸君に、監視対象となっているオーヴァードの
 調査に向かってもらいたい!」

[メイン] 原村 和 : りあむにわわっ……!?と驚きながらも。
無表情の中に、笑顔を作って笑いつつ。

[メイン] ███ : 「私たちはまだいいよ、100歩譲っても良いと思うんだ」

[メイン] ███ : 「でも男の人困るだろうねコレ」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 困るだろうな。とキッパリ返す。

[メイン] りあむ : 「え”!?男もMBなの!?」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「うむ」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 当然、男性職員もいる。

[メイン] りあむ : 「上着てない方がましだろ!」

[メイン] 原村 和 : 「……えっと、その……下、だけですよね?」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「全身だ」

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] 水野愛 : 「……かわいそうに…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「ここはUGNマイクロビキニ支部だからな
 被害を受けたオーヴァード達が集まっている」

[メイン] 原村 和 : ……お疲れ様です、と会ってもいない男性職員に手を合わせる。

[メイン] ███ : 「出来れば改名してくれるとありがたいんだけどね」

[メイン] ███ : これだと愛好会みたいじゃない!

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「分かりやすさ重視なのだろう」

[メイン] 水野愛 : 「最悪よ…」

[メイン] ███ : 「訴えられても文句は言えない気がするね…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「上層部の判断だ……私ではどうすることもできん」

[メイン] 原村 和 : UGNは略すのにマイクロビキニは略さないんですね……とぼやく。

[メイン] ███ : UGNMBもどうかと思う███であった

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そんなわけで、あなた達の手元には園本 奈央(そのもと なお)という少女についての資料が手元にあるだろう。
ピュアキュマイラのオーヴァードとして覚醒したようで
UGNに協力はせず、監視対象として、海の家で家族と共に過ごしているらしい。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : そしてどうやら、クラックト・シーシェルのメンバーの一人が
この少女に接触をしているという情報が伝わってきている。

[メイン] ███ : 「この子の家族もマイクロビキニなんだよね?」

[メイン] 原村 和 : キュマイラ……獣の力を操ることができる能力、ですか。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : つまりは、マイクロビキニ化の被害を被ってしまうかもしれない
或いはもう、既に被害者になっているかもしれない。

[メイン] 原村 和 : 「ふむふむ……」

[メイン] 水野愛 : 「なるほど…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「いや……覚醒時はマイクロビキニではなかったな、家族も」

[メイン] りあむ : 「一緒にこの気持ちを分かち合おうか!」

[メイン] ███ : 「ああそうなんだ」

[メイン] ███ : 「よかった…」

[メイン] ███ : もしそうなってたら一生トラウマだ

[メイン] 水野愛 : 「まだ救えるなら救いたいわ…こんなものの被害者なんて増やしちゃいけないもの…」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「何はともあれ、監視対象がFHに接触されている事態は看過できん!」

[メイン] りあむ : 「くそう…みんなが眩しいよ」
すぐ同じ穴に引きずり込みたがる

[メイン] ███ : 「まぁまぁ…」

[メイン] 原村 和 : 「……皆さんお優しい方なのですね」
助けたい、分かち合うと言った言葉を発するみんなに頷きつつ。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「しかし大手過激派セルの一員の強さは測りしれぬ
 ゆえに、諸君らにこの任務を託したのだ!」

[メイン] ███ : 「これは流石に仕方ないよ、少しずつ頑張ろう?」

[メイン] ███ : りあむちゃん委縮しちゃってるので、すこし声をかけて

[メイン] りあむ : 「ままぁ…なんか名前が思い出せないけどありがとお…」

[メイン] 原村 和 : リゼに、こくりと。
UGNは人手が足りない。4人を集めたという時点でも、UGNからすれば危機感が募る事件なのだ。
それほど、”クラックト・シーシェル”がMBだけではない、”強さ”を持っている証であろう。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : ここに集められているオーヴァードは、"優秀"である。
UGNに所属するエリート職員であっても太刀打ちできない
クラックト・シーシェルのエージェントに対抗し得る存在なのだ。

[メイン] ███ : 「うんうん、ママじゃないけど頑張ろう」

[メイン] 水野愛 : 「……そう言われるとなおさら断れないじゃない……」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 水野の言葉に、うむ、と満足そうに頷く。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「それでこそ、日常の護り手だ!」

[メイン] ███ : 「…まぁ、真面目な話被害としては大きいしね~」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : そもそも、マイクロビキニ化であれなんであれ
レネゲイドが広まるのは、普通に良くない。

[メイン] ███ : 「この衣装だと社会生活がもう滅茶苦茶なんだよね」

[メイン] ███ : 「今が夏で良かったって思ってるよ、よくないけど」

[メイン] りあむ : 「ききかんりー!ってしてるアニメ思い出すよ」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 世界人口が70億人程度とすると
全人類が覚醒した場合、その半数以上が理性無きジャームとなる。

[メイン] 水野愛 : 「それよりも布面積少ないのよ私たち」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : そうなれば社会秩序を保つことは不可能である。
これまで人類が培ってきた地盤が、大きく揺らがされる。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「それは、どうしようもないな……」

[メイン] ███ : 「この衣装で理性が無いのって控えめに行っても最悪だよね」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : マントを羽織り行動する、といった実験も過去に試みたらしいが。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 何故かマントがビリビリに破け散ってしまったらしい。

[メイン] りあむ : 「エロに都合のいい世界やめろ!」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 《虚実崩壊》による影響は、それほどにまで凄まじく甚大であった。

[メイン] 原村 和 : どうしてもMB以外着させたくないんですか???

[メイン] 水野愛 : 「本当に聞いたことがないレベルなのよね…よっぽど強い奴がやってるってことで…」

[メイン] 水野愛 : 「こんなことを…」

[メイン] ███ : 「う~ん、それよりも多分」

[メイン] ███ : 「限定的だから強力かつ、欲望に素直だから、とか?」

[メイン] ███ : 「ほら、多分こーいうのって所謂…三大欲求だし?」

[メイン] 水野愛 : 「そんな制約と誓約みたいなのがあるの…?」

[メイン] 原村 和 : 「はい。水野さんの言う通り、それほど強い方が一般人の市民に手を伸ばしているのです
 ですから、今回の事件……解決しなければ、犠牲者が増えてしまいます」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「分からぬ……推定ジャームの遺産"ミクロビキニ"は
 残念ながらクラックト・シーシェルの内部に厳重に保管されてあるらしい」

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「どういったオリジンから発生したものかすら
 未だ研究できておらぬ……」

[メイン] ███ : 「でもほら、実際食欲に紐づいたジャームの被害って規模が大きいし…そういう感じかなって」

[メイン] ███ : 「まぁ、見てみるまで分からないけどね」

[メイン] りあむ : 「う~ん…」
新人で場慣れしてないのでよくわからない

[メイン] 水野愛 : 「…確かに、可能性はあるのかも?」

[メイン] 水野愛 : 「何にせよ、今言えるのは…
 迷惑極まりないからさっさと止める方法を見つける!ってことね」

[メイン] ███ : 「あ~…」

[メイン] ███ : 「りあむちゃんには後で説明するね」

[メイン] ███ : 「今は兎も角、いつも以上に危ないかもーって思ってほしいかな」

[メイン] りあむ : 「はーい!」
手を上げて幼児退行

[メイン] 原村 和 : 口を開こうとしたが、███が話してくれそうだったので、こくりと満足そうに頷いて。

[メイン] ███ : 「今回は既に線を踏み越えた相手だから、ね」
被害も最悪だし

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 教育光景を見て、満足そうにうんうんと頷く。

[メイン] テ・デ・ザリゼ : 「というわけで、もしもこの監視対象が
 クラックト・シーシェルの一員になろうなどということがあれば
 全力で止めてくれ!」

[メイン] ███ : 「はぁい」

[メイン] 原村 和 : 「……はい。今回の任務の方……任せてください。
 日常を守るのが私たちの仕事、ですから。無辜な人を守り抜いてみせます。」

[メイン] りあむ : 「とりあえずボクはセンパイ達の後ろについていくよ!」

[メイン] 水野愛 : 「了解したわ」

[メイン] 原村 和 : 無表情ながらも、こくりと頷いて。

[メイン] ███ : 「さぁて…えーっと」

[メイン] ███ : 「何から手を付けたものか…」

[メイン] りあむ : (なにするのかな~)
ワクワクしながら見ている

[メイン] ███ : 「ああ、そうか…じゃあそうだ」

[メイン] ███ : 「りあむちゃん、改めて説明も兼ねて…」

[メイン] ███ : 「今回は"園本 奈央"ちゃんが任務の主題、だよ」

[メイン] ███ : 「彼女がテロリストに勧誘されたり、接触されるのを止めたいってコトなのはわかるよね?」

[メイン] ███ : 「だから、此処からやるのはその為の調べ事」

[メイン] ███ : 「ついてくるときは、それをしてるって思っててね~」

[メイン] ███ : そういって、そのままどこかへ歩いていく

[メイン] りあむ : 「わかった…?わかった!たぶん!」

[メイン] ███ : 「ん、じゃあ次に復習しようね」

[メイン] 原村 和 : 集まってくれた三人の背を受けながら。
巻き込まれてしまったとは言え、誰かのために助けようとと集まってくれた人たち。

[メイン] 原村 和 : きっとその想いは……”マイクロ”のようなものではなく。
大きな、熱いものだと感じます。

[メイン] 原村 和 : 私も負けていられません、と無表情ながらも、意気込んだ。
……決め顔のはずだが、その姿はMBであった。

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] マイクロビGM : ちなみに、園本 奈央(そのもと なお)が住んでいる町は、本支部から少し離れた場所に位置するので
普通の街を経由しなくちゃいけません
え?マイクロビキニ姿が見られると色々アレだって?大丈夫!
大規模な記憶処理が、一般市民のみんなには施されているから!
マイクロビキニ姿でも、一般人は特に疑問を抱くことはないよ!

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : middle【How to "UGN"】

[メイン] ███ : 1d10 (1D10) > 9

[メイン] system : [ ███ ] 侵蝕率 : 35 → 44

[メイン] りあむ : 35+1d10 登場/リザレクト (35+1D10) > 35+1[1] > 36

[メイン] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 35 → 36

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : 恥ずかしくも、任務は任務なので

[メイン] ███ : 仕方なく、街中をカフェの一角にりあむを案内して

[メイン] ███ : 「ほら、座って座って~」

[メイン] りあむ : 「は~い」
促されるがままに席に座るお調子者

[メイン2] system : [ 水野愛 ] 侵蝕率 : 38 → 44

[メイン] ███ : 「よしよし、それじゃあ改めて始めようか」

[メイン] りあむ : 「そういえば何の話だっけ?」

[メイン] ███ : 「えーっとね、調べ物だよ」

[メイン] ███ : そういって園木の資料を見せて

[メイン] ███ : 「まずは彼女の事を今から調べるね?」

[メイン] りあむ : 「うん!こういうのってなんか本格的にエージェントって感じするなあ!」
目を輝かせる

[メイン] ███ : 「ふふ…見ててね?」

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : 園木の現在の所在地及び行動を調べるよ

[メイン] マイクロビGM : 好きな技能で、難易度8!

[メイン] ███ : UGNで

[メイン] ███ : んじゃ~

[メイン] ███ : はい、先に言っておくと

[メイン] ███ : 私の今の[社会]が15

[メイン] ███ : クリティカルは、操作しないから初期の10

[メイン] ███ : さて、ではDX特有のエフェクトを使ってみよう!

[メイン] ███ : 今回私は【アンシーントーカー】を使用するよ!

[メイン] ███ : この効果で、15にさらに追加でダイスが1!

[メイン] ███ : では振ってみよう!

[メイン] ███ : 15dx10>=8 (15DX10>=8) > 10[1,1,3,4,4,6,7,7,8,8,8,9,10,10,10]+8[2,5,8] > 18 > 成功

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : ・園本 奈央(そのもと なお)の現在の所在地及び行動
現在、少子高齢化の進む田舎町であるS市の海辺付近に住んでいる。
午前8時から午後17時まで、「柏木ビーチ」と呼ばれる場所にある「海の家はわい」で働いているようだ。
特にこれといった不審な様子も無かったが、最近『クラックト・シーシェル』所属のFHエージェントと、仕事後に話をしている姿が見られている。
それ以外に関する行動は何も無い、今日もいつものように海の家を営んでいるだろう。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : 「…うんうん、調べられたね」

[メイン] ███ : 手慣れた様子でりあむに情報を見せる

[メイン] りあむ : 「は~やっぱりプロは違うなあ」
感心しながら資料に目を通す

[メイン] ███ : 「りあむちゃんにもできるよ、大丈夫大丈夫」

[メイン] ███ : 励ますようにしつつ、続けて

[メイン] ███ : 「海の家だと接触しやすくていいね」

[メイン] りあむ : 「この格好でも違和感もたれな…もたれないかなあこれえ!?」

[メイン] ███ : 「ううん…」

[メイン] ███ : 「どう思うかなぁ…?」

[メイン] ███ : 恥ずかしそうに胸や腰回りを見る

[メイン] ███ : 最近運動してなくてだらしなくなった気がするのだ

[メイン] りあむ : 「うわ!うわ!?目に毒だぁ」
顔を赤くしながら指の間から見ている

[メイン] ███ : 「えへへ…やっぱなんかうん、問題かなぁ…」

[メイン] ███ : はみ出てる気がする、色々

[メイン] ███ : 情けなくなってきた…

[メイン] りあむ : 「うぅ…そこらのアイドルなんかよりよっぽど…その…すごい」

[メイン] ███ : 「すごい…すごいってそれは、また」

[メイン] ███ : 「…体重がかな?」
気にしいである

[メイン] りあむ : 「スタイル!スタイルだよ!」

[メイン] りあむ : 自分も少しは自信があったがそれをはるかに上回る。同姓でも目が向いてしまう

[メイン] ███ : 「…そ、それだと他の意味で恥ずかしいなぁ!?」

[メイン] ███ : 手をワタワタ、褒められてるのも今は恥ずかしいものだ

[メイン] ███ : 何せさらけ出しているのだし、肌とか何もかも

[メイン] りあむ : 「もうそこまでくると自信ありげにしてたほうが…いやでもこの水着だしね…でも」

[メイン] りあむ : (ありがとこれ作った人)

[メイン] ███ : 「…そ、そのねぇ…うん」

[メイン] ███ : 「じゃあそのお…一応聞きたいんだけども」

[メイン] ███ : 「わ、私の水着…」

[メイン] ███ : 「へ、変なところはみ出てないよね?」

[メイン] ███ : 胸の下で腕を組んで強調して

[メイン] りあむ : 「全然!フォーリナーさんに変なところなんかない!よ!むしろ眼福!」
もはや手で遮ることもなく直接見てその豊満さをたたえる

[メイン] ███ : 「そ、そう…?」

[メイン] ███ : 「大丈夫かなぁ…そのね」

[メイン] ███ : 「私体と先っぽまで見えなくて…」
余計に大きすぎて確認できていないのだ

[メイン] りあむ : 「変なところというより変な目で見ちゃいそうだよ!」
女ボクでもね!なんて警戒されたら見れないので言わないけど

[メイン] ███ : 「そうかなぁ…」

[メイン] ███ : 「大丈夫かな…出てないよね…?乳暈とか…」

[メイン] ███ : 本当に心配なのだ、だってなんか私の物一際布地が狭いし

[メイン] ███ : 恥ずかしいのはあるけど女性同士なのでそこは深く気にしない

[メイン] りあむ : 「たぶん…そんなには、ないと、思うよ」
ジィッと水着の生地をなぞるように視線を動かし、その美しさに耳まで赤くなる

[メイン] ███ : 「…だといいんだけど、えへへ…」

[メイン] ███ : 「さすがに私もポロリは恥ずかしいから…」

[メイン] ███ : 崩れそうだし、真面目に

[メイン] りあむ : 「そうだよね~何とかしないと…」
といいつつ一度味を占めた目線は吸い寄せられるようにちらちらとフォーリナーの体に向かうのだった

[メイン] ███ : 「…何かついてる?」

[メイン] りあむ : 「あっ!ついてないですごめんなさい!」
悪戯が見つかった子供のように頭を下げて謝る

[メイン] ███ : 「えっ?あ、うん、ならいいんだけど」

[メイン] ███ : 「そうだ、丁度いいし何か頼む?」

[メイン] りあむ : 「あ、そっそうだね!じゃあボクコーラ!」
おしゃれなところの注文とかはわからない

[メイン] ███ : 「あはは…じゃあ私はパフェかな」

[メイン] ███ : そう言って注文をしてしばらく、すぐに運ばれる

[メイン] ███ : 「ん~…」

[メイン] ███ : 「こっからどうしようか、りあむちゃんは他に気になる事とかある?」

[メイン] りあむ : 「う~ん、この子の詳細な素性とか?ターゲットの情報把握は基本っていうし…」

[メイン] ███ : 「お、いいじゃんいいじゃん!」

[メイン] ███ : 「ほら、ぜひ使ってみて?」

[メイン] ███ : お隣に座り直し、りあむにラップトップを渡す

[メイン] ███ : 「ほら、此処で操作できるから」

[メイン] りあむ : (うぅ…いい匂いする)
刺客だけでなく嗅覚まで使って頭を桃色にされながら

[メイン] りあむ : 判定だぁ!

[メイン] りあむ : 4dx10 (4DX10) > 10[5,6,9,10]+3[3] > 13

[メイン] マイクロビGM : さっすが~!

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : 難易度は8ということにしときます

[メイン] マイクロビGM : ・園本 奈央(そのもと なお)について

[雑談] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 36 → 39

[メイン] マイクロビGM : ・園本 奈央(そのもと なお)について
片親の過程で育ち、弟を持つ、海の家で働く少女だ。
ピュアキュマイラのオーヴァードとして覚醒するも、《トループ》並みの能力しか持ち合わせておらず
また、実家の稼業のために日々忙しいという理由もあり、UGNの活動には協力せず
レネゲイドの使い方、そして秘匿義務を了承した上で、監視対象となっている。
なお、現在は父親が交通事故によって死亡し、海の家・はわいは奈央一人で回しているといった状況だ。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] ███ : 「ほんほん…」

[メイン] ███ : 感心したようにりあむの仕事ぶりを見る

[メイン] りあむ : (ち、近い…)
できるだけ仕事に集中しようとするが、近づいてくる熱と匂いにくらくらする

[メイン2] system : [ 水野愛 ] 侵蝕率 : 44 → 49

[メイン] ███ : 「私たちの事を知ってるのはありがたいね」

[メイン] ███ : 「大分話がしやすそうだし」

[メイン] ███ : ぐっと画面を覗くものなので、体も勿論寄りかかる

[メイン] りあむ : (…!やわらか…!)
ふにゅんと、今度は触覚まで刺激されて煩悩に悶える

[メイン] ███ : 「う~ん、じゃあこの後は海の家に行くのがいいかなぁ」

[メイン] ███ : 「あ、追加ファイルだ」

[メイン] ███ : 他の二人が見つけた情報だろう、と

[メイン] ███ : 手を伸ばしてりあむの手の上からマウスを握る

[メイン] りあむ : 「おう!?」
柔らかくしなやかな指が自分の手に覆いかぶさって来るもので、変な声あげてびくんと体を跳ねさせる

[メイン] ███ : 「ん~と…」

[メイン] ███ : 「…成程、もともと仲間の子か」

[メイン] ███ : 少し落ち着いた声色でシーカーニバルについて閲覧はするが

[メイン] ███ : そちらに意識を向けた為か、無防備に体がひっつく

[メイン] りあむ : 「ひゅい!」
マイクロビキニのせいで素肌同士の接触と、それによるすべすべな肌の感触

[メイン] りあむ : たまらなくなってくる

[メイン] ███ : 「…今回は何も無いと良いけどね」

[メイン] ███ : そう言って、ゆっくりりあむに向いて

[メイン] ███ : 勿論すぐ傍で

[メイン] りあむ : 「な、にゃあにも、そうでしゅね!」
先ほどまで散々いやらしいことを考えていたのがばれたかと内心ひやひやできょどる

[メイン] ███ : 「ううーむ」

[メイン] ███ : 悩むように手を顎に当てると

[メイン] ███ : 先ほどまで支えてた胸がぶるんとりあむに当たる

[メイン] りあむ : (にゅわああああああ)
先ほどもでねっ視線を送っていたそれに遂に直接触れてしまって心の中で叫びながらバターのように溶けそうになる

[メイン] ███ : 「どっちも悩ましいね、園木ちゃんもだけど…」

[メイン] ███ : 「この子が邪魔するかもだし」

[メイン] ███ : まだ気づいていない

[メイン] りあむ : 「ふーっ…ふーっ…」
深く息を吐いてバクバクなる心臓を押さえようとしている

[メイン] ███ : 「りあむちゃん、どっちに行こうか…」

[メイン] ███ : ふと向くと

[メイン] ███ : 「あっ」

[メイン] ███ : 「ごめんね!?変なトコ当たっちゃってたよ~…あはは…」
ぱっと離れて

[メイン] りあむ : 「すーっ…あ、大丈夫、で、すー…」
生殺しからようやく解放された半面名残惜しくもあり、魂抜けそう

[メイン] ███ : 「あはは…そ、それでぇ~」

[メイン] ███ : 「どっちに対応しようか」

[メイン] ███ : 園本と、シーカーニバルを見て

[メイン] りあむ : 「うーん…やっぱり本人に話を聞いてみたいかなあ、なんて」
だめだめいい加減まじめにやんないとクビになるぞボク

[メイン] ███ : 「ふんふん、つまりは園本さんだね!」

[メイン] ███ : 「よしっ、じゃあそれで頑張ろうか!」

[メイン] ███ : むん、と気合を入れるような動き

[メイン] ███ : によって、胸もぶるんと揺れる

[メイン] りあむ : 「そうだ!ね!(あぁぁぁ~~~~~~)」
口だけは何とか取り繕ったがそのふくらみの揺れ動きに目線がそのままついていっている

[メイン] ███ : 「よしよし、じゃあ」

[メイン] ███ : 「頼んだもの食べてから行こうか」

[メイン] ███ : パフェに手を付け始めて

[メイン] ███ : 「ほら、りあむちゃんも食べる?」

[メイン] ███ : スプーンにアイスを乗せて

[メイン] りあむ : 「え!?あ、あ~~ん」
開き直って大きく口をあけてひな鳥のように餌をねだる

[メイン] ███ : 「よしよし」

[メイン] ███ : その口にスプーンを入れて

[メイン] りあむ : 「ん~~~」
スプーンの上のものを口を閉めて受け取る

[メイン] ███ : 「おいしい?」

[メイン] ███ : もう一匙乗せつつ

[メイン] りあむ : (あれ?これ間接キスじゃね?)
急に気付いて顔を見れなくなり、目を閉じてそれを受け取る

[メイン] ███ : 「甘いものでも食べないとやってられないね~、ふふ」

[メイン] ███ : そう言って自分もそのスプーンで食べつつ

[メイン] ███ : むふふ、と

[メイン] ███ : 新人の頑張りを微笑ましく思いつつ、任務の予定を立てるのだった

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : trigger『ようこそ海の家・はわいへ』 登場:任意

[メイン] ███ : 1d10 (1D10) > 2

[メイン] system : [ ███ ] 侵蝕率 : 44 → 46

[メイン] りあむ : 39+1d10 登場/リザレクト (39+1D10) > 39+7[7] > 46

[メイン] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 39 → 46

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : そうしてフォーリナーとりあむは、喫茶店を出て
人並み多い街中を歩き進めていくと……。
潮の匂いが、鼻腔を通り抜けていくのを感じるだろう。

[メイン] マイクロビGM : 眼前に広がるは、透き通ったブルーの海。
ここが、柏木ビーチである。
しかし、あまり海水浴に来ている一般客の姿はあまり多くない。

[メイン] ███ : 「人が少なくて良かったよ…」

[メイン] マイクロビGM : それもそのはず、都心からこのビーチへ来るには、多くの鉄道を
乗り継いでここへ来なければならないからだ。
さらに、駅からのアクセスも遠いという悪条件付きである。

[メイン] マイクロビGM : カモメの声と、波の静かな音が聞こえてくるだろう。
喧騒こそ無いが、これもまた"日常"の一つなのであろう。

[メイン] マイクロビGM : そして、そのビーチにぽつりと立つ、木造建築の出店があった。
看板には、「海の家・はわい」と書かれている。

[メイン] マイクロビGM : 客数は数人程度、おそらくは地元の人が通っているのだろう。

[メイン] ███ : 「あそこだね、いこっか」

[メイン] りあむ : 「うぅ…ここに来るまで長かった…」

[メイン] りあむ : 「うん。早く終わらせて帰ろうね」

[メイン] ███ : 「うん…すいませーん」

[メイン] ███ : 声をかけて

[メイン] マイクロビGM : その海の家では、一人の少女が忙しなく動いているのが見えるだろう。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「は、はぁ~~~い!いらっしゃいませ~~~!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そこには、資料にあった、緑色の髪の少女がいた。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「空いてる席にお掛けください~!」

[メイン] ███ : 「あ、は、はーい」

[メイン] ███ : すとん、座る

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 接客、調理、片付け、それらを全てこの少女一人で担っているように見える。

[メイン] りあむ : 「はーい」
同じく対面の席に…するかどうか迷う

[メイン] ███ : 「忙しそうだねぇ、どう声かけようか」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : カチャカチャと、食器を運ぶ音の後
メニュー表と伝票を持ち、二人のもとへやって来る。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「メニューです!どうぞごゆっくり!」
メニューの内容は、何の変哲もないものであった。
かき氷に、焼きそば、フランクフルト、などなど。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : ご注文決まりましたら、またお声かけてくださいー!という声と共に
また調理場の方へ足を運んでいったようだ。

[メイン] ███ : 「…何頼もうか」

[メイン] ███ : 店に来たんだしそこはマナーな気がしてきた

[メイン] りあむ : 「ラーメンがない!」
一瞬完全に任務を忘れている

[メイン] ███ : 「ラーメンかぁ…さすがに無いんじゃないかなぁ」

[メイン] ███ : 「私は~…」

[メイン] りあむ : 「一人で切り盛りしてるんだった…しょうがないね」

[メイン] ███ : choice[やきそば,かき氷,フランク] (choice[やきそば,かき氷,フランク]) > フランク

[メイン] ███ : 「フランクフルトでいいか、後で食べられるしね」

[メイン] りあむ : choice やきそば かき氷 フランクフルト (choice やきそば かき氷 フランクフルト) > かき氷

[メイン] りあむ : 「あ、あつい…もうだめ…かき氷で」

[メイン] ███ : 「はーい」

[メイン] ███ : 「すいませーん」

[メイン] ███ : 「注文これで~」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「はい!お待たせいたしました!はい、はい、フランクフルトとかき氷ですね!かしこまりました、少々お待ちくださいませー!」

[メイン] ███ : 「…さて」

[メイン] ███ : 「どう声かけよっか」
二回目

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 伝票にボールペンでぐりぐりと、二人のオーダーを書き込み
たたたっ、と調理場へと足を運んで行った。

[メイン] りあむ : 「一人で作業してるのに止めるのも悪いしなあ…」

[メイン] ███ : 「ううん…」

[メイン] ███ : 「よし」

[メイン] ███ : 「店員さーん!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「は、はーーーーい!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 忙しない様子で、ぱたぱたとやって来る。

[メイン] ███ : 「えーっと…」

[メイン] ███ : UGNとハンドサインで見せてみる

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 伝票とボールペンを手にし、メモの準備をしていたところに

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そのサインを見て、目をパチパチとさせる。
心なしか、不安そうな表情を浮かべているのが見えるだろう。

[メイン] ███ : 「大丈夫、おかしな話はしないから…その」

[メイン] ███ : 「どこかで時間があると嬉しいかなーって」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………」

[メイン] ███ : 伝わったようなので小声で

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 静かに、こくりと頷く。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………わかりました」

[メイン] ███ : 「ありがとうね、うん」

[メイン] ███ : にこりと笑う

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 小声で、二人にしか聞こえない音量でそう告げる。

[メイン] ███ : 惜しむらくは衣装のせいでなんかまともな話してる様子には見えない事だろう

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : その笑顔に、びっくりしたような顔を少し浮かべる。
目をぱちぱちとさせながら、「は、はいっ」と頷き、また調理場の方へと戻る。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 現在は16時30分だ、あと30分もすれば海の家は閉店時刻となるだろう。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : そして、閉店時刻となる。
まだ空は明るいが、夕焼け色に染まっていく。

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 閉店準備を終え、あなた達のもとへと向かってくる。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……レネゲイドの調査、でしょうか……?」

[メイン] ███ : 「…うん、というよりは~」

[メイン] ███ : りあむちゃんに肘でつんと突く

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 彼女は、UGNに監視されており、侵蝕状態を定期的に観測されていたのだが
直接的な接触は、今回が初めてであり。

[メイン] りあむ : 「え、ええと?」
がさがさ資料を漁る

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 小首を傾げ、りあむを見つめる。

[メイン] ███ : 「これだよこれ…」
小声で

[メイン] ███ : "接触とそれによる危険性の調査"の項目を

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………っ!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : その一文を見て、目を見開く。
彼女の頬には、冷や汗が一つ流れていく。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………クラックト・シーシェルの、調査……そうなりますと……
 あなた達は……MB支部の……?」

[メイン] ███ : 「…一応…そうかな」

[メイン] ███ : 「恰好でわかると思うけど…」

[メイン] ███ : 死ぬほど恥ずかしそうな顔で

[メイン] りあむ : 「まあまあそんなに緊張しなくても、悪い用には…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 海辺であるため、水着姿でいることは何ら不思議ではなかった。
そのため、彼女達がその一員であるかどうかの区別もつかず。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「は、はい………」
眉が垂れさがりながらも、観念したようにゆっくりと頷く。

[メイン] ███ : 「…うん、そのね」

[メイン] ███ : 「怒る気は無いし、気になっただけなんだ」

[メイン] ███ : 「危ない人と近づいてるのは、良い事じゃあないからね」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………」

[メイン] ███ : 「でも、その上で…」

[メイン] ███ : 「そうする事には理由があると思うから、聞かせて欲しいな…って」

[メイン] ███ : にこりと、困ったような笑顔かもしれないがにこりと

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 日本UGNMB支部の一員、MB化により無限大の力を有しているため
今この場での戦力差は歴然である。
フォーリナーの言葉には、従わざるを得なく。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : しかし、フォーリナーのその笑顔を見て、ごくりと唾を飲み込みながら
なんとか、勇気を振り絞るように。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………MB化、そのものが……目的でした」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そして彼女は、自らの衣装に目を向ける。

[メイン] りあむ : 「えぇ!?」

[メイン] ███ : 「えっ」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : マイクロビキニ。そう、彼女はマイクロビキニを着ていた。

[メイン] ███ : マジか

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……父が亡くなり、一人で海の家を経営していかなければならず」

[メイン] ███ : 「それは、つまり…」

[メイン] ███ : 「それだけの、力を…欲しいんだよね?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……………はい」

[メイン] ███ : 「おしゃれだからとかじゃないよね!?」

[メイン] ███ : 「よかった」

[メイン] りあむ : 「ああ、そっちかあ」

[メイン] ███ : 「よくない」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 反論せず、真っ直ぐとフォーリナーを見つめながら。

[メイン] ███ : 「うん」

[メイン] ███ : 「…うん」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………弟を養っていくにも、力が欲しかった、それだけです……
 ……ですが、私の力はどうやら………」
眉を顰めながら、自分の手のひらを見つめる。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……MB化する前は、トループと呼ばれる……
 一般的オーヴァードと比べると、力の無い存在……でしたので……」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「UGNに協力することで得られる報酬も………
 ……それに、父の残した海の家も……なんとか、したく」

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 悲しげな、複雑そうな表情を、閉店した海の家へと向ける。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そして彼女は、MB化に手を染めたようだ。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………モルフェウス」
ぽつりと、そう呟く。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「私は、MB化により……クロスブリードとなりました」

[メイン] ███ : 「モルフェウス…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そして彼女が手のひらを掲げると─────。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 《無上厨師》

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : ─────かき氷が、生成される。

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] ███ : 「もしかしてさっき食べたのも?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………」
こくりと、頷く。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……経費削減のためです」

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] りあむ : 「ええと…さ、それ家でもそんな恰好なんだよね…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「えっ……あ、は、はいっ」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : りあむの方を向き、頷く。

[メイン] りあむ : 「弟さんとかどういう目で見てるかなあ」
先ほどの自分を思い出す

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「それは……UGNの記憶処理のおかげで……白い目を向けられることは
 一切ありません……それに」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「─────そういった目で見られたとしても」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : りあむの瞳を見つめ。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「私は……父の残したものと、そして弟を育てるためにも
 恥じらいなど、とっくに捨てているつもりです」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 黄色の瞳には、ある種の覚悟の色が発露していた。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 逼迫した状況下、それでも手を伸ばし
近くにあるものを掴み取りたい。

[メイン] ███ : 「…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : モルフェウスは、砂のシンドローム。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : まさしく彼女の姿は、泥を啜ってでも生きようとする姿に他ならない。

[メイン] りあむ : 「でもそんな大きすぎる力がマイクロビキニだけの代償で済むかどうかなんて…わかり切ってるでしょ?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………それは……」

[メイン] ███ : 「……その、ね?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : りあむの言葉に、複雑そうな表情を浮かべる。

[メイン] ███ : 「園本さん」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………はい」

[メイン] ███ : 「それに、エフェクトを汎用するのはUGNとしても…許可できないのはわかるかな」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………………はい」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 項垂れるように、頷く。

[メイン] ███ : 「今の食料も、広義の意味では"レネゲイド汚染"に分類されてしまう、から」

[メイン] ███ : 「…だから」

[メイン] ███ : 「…それは、やらせられないんだよね…」

[メイン] ███ : 視線を落として

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「ぅ………」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : この場で抵抗するにも、MB化した者達が3人。
1対2では、明らかに分が悪い。それは園本もハッキリわかっており。
拒絶したくとも、何も言い出せず、縮こまってしまっている。

[メイン] りあむ : 「えーと…お父さん残した海の家、続けたいんだよね」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : こくりと頷く。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 拳を、きゅっと握り締め。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そして、その目には、じんわりと涙が。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………ここまで、一人で育ててくれたお父さんにっ……!
 どうしても、恩返しが、したくて……!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「でもっ………!!!もう、いなく、て………!!!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 父の顔が脳裏に浮かんできたのであろうか、感情が激しく荒ぶる様子を見せる。

[メイン] りあむ : 「でもね。今のままじゃ無理だよ。立地もそうだけど、君一人じゃどう考えても回らない」

[メイン] りあむ : 「君じゃあ無理だ」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………っ……!!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : そしてこの場に来て、初めての怒りの感情が見えるだろう。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「どうして、そう決めつけるんですかっ……!?」

[メイン] りあむ : 「現状が全部物語ってるよ。君じゃあ無理だ」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 腕を、肩をぷるぷると震わせながら、りあむを睨むように見つめ。

[メイン] りあむ : 「でも、『ボクら』ならやれる。……かも」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : その言葉の次には、静寂が。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 瞬きを数回。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……………え……?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 涙を少し溢しながら、唖然するようにりあむを見て。

[メイン] りあむ : 「ボクも手伝えば、多分悪くはならないと思う。こんなんでもボク一応アイドルだし、宣伝にもなるよ」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「なっ……!?……えっ………な………!?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 完全予想外の言葉であり、園本は頭がぐるぐるとした状態になった。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「え、なっ………えっ………!?そ、それは………!?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 口をパクパクとさせる、紡ぐ言葉が見つからず。

[メイン] りあむ : 「任せろよ!オタクどもの経済効果ってすごいんだぞ!なんなら…」
ごそごそと何かを取り出して

[メイン] りあむ : 「にゃん♡これでいちころってやつだ!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「!?!?!?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「そ、そこまでして、まで……私の……海の、家を………!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 目の前の少女の、止まることの無い情熱に、完全に園本は押されていた。

[メイン] ███ : 「…りあむちゃん」

[メイン] ███ : 「いいの?それはそれで…大変だし、なんなら負担が増えるだけだよ?」

[メイン] ███ : 「だって、お店を立て直すのはこれが解決するのとはまた"別"だもの」

[メイン] りあむ : 「かもしれないし、そうでないかもしれない。」

[メイン] りあむ : 「たまにはいいでしょ?バカみたいな方法で目の前の人に手を差し伸べても!さ!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「…………………っ!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 眩しかった、まるで、アイドルだ。

[メイン] ███ : 「…んもー」

[メイン] ███ : 「じゃあ、その分も手伝わないとね」
くすりと笑って

[メイン] りあむ : 「ええ!?」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………!……あ、あなた、まで……」

[メイン] ███ : 「りあむちゃん、経営とかわかるの〜?」

[メイン] りあむ : 「わかんない!」
胸を張って

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : FHと繋がりを持ってしまった者に対する処分は、通常ならば
有無を言わさずに、支部に連行であろう。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : しかし─────この二人は、それを実行しない。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : それどころか、UGNの仕事の範疇を超えた事にまで……

─────遠くまで、手を伸ばしている。

[メイン] ███ : 「その分はしっかり教えないとね、だって…先輩だし」

[メイン] りあむ : 「ひえ~どうか、どうかお手柔らかに…」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 園本 奈央は、父が他界して以降、誰にも頼ることはなかった
いや、頼れる相手を見つけることができなかった。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 近くにある問題を、どうにかしなければならない
立ち止まってしまえば、それは露に消えてしまう、儚く脆いものだから。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : しかし─────今、こうして手を貸してくれる存在がいた。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 肩の荷が、降りたような。
ずっと、"姉"として背伸びしてきたつま先が、すとんと地面に降りたような。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……あ゛りがとう、ございまずっ………!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 感極まり、溢れる涙を堰き止めることもできず
二人に、大きく頭を下げた。

[メイン] ███ : 「あわわ…いいんだって、当たり前のことだもん」

[メイン] りあむ : 「お礼はお店立て直してからだ!ね!…あと勉強一緒に頑張ろうね…」

[メイン] ███ : 「…こんなもので成功したって嬉しく無いでしょ?」

[メイン] ███ : マイクロビキニの紐を引っ張って

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……!!は、はいっ!!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : りあむとフォーリナーの言葉に、大きく頷くも。

[メイン] りあむ : 「え!?あ、そっちか…」
猫耳の方かと思った

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……………!?!?み、見えてしまいますよ!?!?」

[メイン] ███ : 「あっ」

[メイン] ███ : パッと手で隠す、普通にずれてはみ出るところだった

[メイン] りあむ : 「え”!?」
反射で隣を見る

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 園本は、赤面していた。先程までの緊張で青くなっていた顔は、もうここにはない。

[メイン] ███ : 対面する園本には隠れたかもしれないが横から見ると見えているかもしれない

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「あ、あわわわわわ……」

[メイン] ███ : 多分

[メイン] りあむ : 「うああああああ…」
見えたのか見えなかったのかは定かではないが、顔を赤く染めて床に倒れ伏した

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : しばらく赤面状態であったが、ハッ!と冷静に戻り。

[メイン] ███ : 「…っと」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………あ、あのっ……!ですが、その……!
 ……お二人が調査していたように、その……」

[メイン] ███ : 「う、うん」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……クラックト・シーシェルの人と、その……
 勧誘を、受けておりまして、その……」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : その後の言葉をどう紡げば良いのか、眉を顰める。
つまりは、戦いが起こってしまうかもしれない。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : こうして、自分に手を差し伸べてくれた方々が
……戦火に呑まれてしまうのは、忍びない。
そういった心境が、生まれたのだろう。

[メイン] ███ : 「それは…いいの、だって」

[メイン] ███ : 「そこからは"こっち"の仕事でしょ?」

[メイン] ███ : にこり

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「─────!」

[メイン] りあむ : 「おいおい、『ボクら』ならやれるって言ったろ?今度はボク一人にやらせるつもりか?」
倒れた姿勢からそのまま、足首をつかんで

[メイン] りあむ : 「逃がさないぞ!」

[メイン] ███ : 「おっとっと!?」

[メイン] りあむ : 「次そんな奴らが来たら塩でもまいてやりなよ!それで帰らなかったらボクらで追い返してやる!」

[メイン] ███ : 「…ふふっ、そうだねりあむちゃん」

[メイン] ███ : 倒れてるのを抱き上げつつ

[メイン] ███ : 「ちゃーんと、正しく勝とう!ってね」

[メイン] りあむ : 「そ、そそ!そういうことが言いたかったの!流石フォーリナーさん!」

[メイン] りあむ : そんな調子のいいこと言いつつも、抱き起こされるときに床などにMBの紐が挟まっていたため

[メイン] りあむ : こうなった

[メイン] ███ : 「あーっ!?」

[メイン] ███ : 《天使の絵の具》!

[メイン] りあむ : 「なんで結局こうなるんだよお!マイクロビキニはもうこりごりだああああああああ!」

[メイン] ███ : 兎も角瞬時にピンクの光で隠そうと

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「!?!?!?!?!??!?!?!?!?」

[メイン] ███ : したらマイクロビキニ型になるけどもういいや!

[メイン] ███ : 「そ、それじゃあ頑張ってくるからねー!」

[メイン] ███ : りあむを引っ張ってそのまま出発するのであった

[メイン] りあむ : 「ぐすん…それじゃあね…」
泣きながら振り返って

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……ハッ!?……!!は、はい!!……ど、どうか、ご武運を……!!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 自分の涙を指で掬い取り、そして二人へ

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : にこっ。

[メイン] ███ : にこりと笑い返しつつ

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 初めて彼女は、純に笑った。

[メイン] マイクロビGM : 遠く、波の音が聞こえる、静かな音が。

[メイン] マイクロビGM : これがきっと、"日常"なのだろう─────。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : trigger『実際のとこ、どうなのよ?』 登場:任意

[メイン] 原村 和 : 41+1d10 登場/リザレクト (41+1D10) > 41+7[7] > 48

[メイン] 水野愛 : 49+1d10 登場/リザレクト (49+1D10) > 49+8[8] > 57

[メイン] system : [ 原村 和 ] 侵蝕率 : 41 → 48

[メイン] system : [ 水野愛 ] 侵蝕率 : 49 → 57

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 : FHがどこに潜むのか。
それは、UGNエージェントとして長くに仕事を続けてきた和ですらも、”ここ”と決まった場所はわからない。

[メイン] 原村 和 : 何故かと言えば、FHのセルの規模によるから。
そのセルの力が弱ければ、例えば路地裏、屋上など。
人の目に着かない、いわば社会の闇の部分にFHは潜んでいる。

[メイン] 原村 和 : だが────もし、そのセルの力が、FHの力が圧倒的な物だとすれば?

[メイン] 原村 和 : 強者は、自らを隠さない。
自らの力を、体を、精神を、ありのままにさらけ出すのだ。

[メイン] 原村 和 : 例えマイクロビキニの体だとしても。

[メイン] 原村 和 : マイクロビキニを恥ずかしいと思うことなく、むしろその体を表すのではないだろうか。

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 : ────そこは街中であった。
日が落ちはじめ、人通りもまばらになったころ。
まさしく、日常を過ごす人々が目の前を通り過ぎる、いたって平凡な場所に。

[メイン] 原村 和 : 二人の、マイクロビキニを着た女性が道を歩いていた。

[メイン] 原村 和 : 近くに海はあるとはいえ。
海近くの街中で、水着を着ながら出歩く人はいるが。
非常~~~~~~に二人は目立っていることだろう。

[メイン] 原村 和 : 「……き、記憶処理がされて、この記憶が消えるとは、いえ……」

[メイン] 原村 和 : 恥ずかしいどころの騒ぎではない。
無表情の顔に、赤みを残しながら、こぼれんばかりの胸を手で押さえている。

[メイン] 原村 和 : 「ま、街中まで出かけないといけない、なんて……
 もはや、これはっ、処刑のようですね……水野さん……」

[メイン] 水野愛 : 「…堂々とすることが大事よ。恥ずかしがってたら余計目立っちゃうんだから」

[メイン] 水野愛 : 一方こちらは、何も隠さず堂々と歩いている

[メイン] 原村 和 : 「…………!!!
 水野さん……!」

[メイン] 水野愛 : ……嘘である。顔は真っ赤で、目には涙も浮かんでいる

[メイン] 原村 和 : みっ、水野さん……!!

[メイン] 原村 和 : そう……ですよね。恥ずかしいですよね……!
胸や、太ももまでも、露にしないといけない、なんてっ……!

[メイン] 原村 和 : ……でも、わかっていながらも……堂々とする構え。
目立たないように、好奇の目線にさらされても、あくまで己を貫く姿……

[メイン] 原村 和 : まさしく、アイドルです……。

[メイン] 水野愛 : 「……………は、早いところ見つけて、人気のないところに連行しましょう」

[メイン] 原村 和 : 「……はい。それまでの辛抱ですから……
 私も、水野さんと同じく、堂々と振舞います」

[メイン] 原村 和 : 抑えていた胸が、ぽよんと揺れつつ。
涙目の彼女に寄り添うように、ぎゅっと手を握り、励ましながら。

[メイン]   : 「─────誰を見つけるって?」
静かな街中に、低い声が二人の耳にこびりつく。

[メイン] 原村 和 : 「…………!?」

[メイン] 水野愛 : 「………!」

[メイン]   : そして二人が振り向いた先には─────。

[メイン] 原村 和 : バッ、と声の主の方へと振り返る。

[メイン] 水野愛 : さっとそちらの方を向く

[メイン] シーカーニバル : 情報通りの男がいた。長い金髪と赤い瞳、牛柄ビキニと褐色肌の青年。

[メイン] シーカーニバル : そして首を傾げ、口角を上げる。
男の周りは、レネゲイドによって陽炎のように歪んでいた。

[メイン] 原村 和 : 「…………情報通りでした……………」
寸分違わず情報通りだった。信じたくはないけれど。

[メイン] 水野愛 : 「…あなたが、シーカーバニルね」

[メイン] 原村 和 : 「…………っ!」

[メイン] シーカーニバル : 「そだけど、アンタらUGNっしょ?」

[メイン] 水野愛 : 目線のやり所にしばし困ってから、まっすぐ目を見据える

[メイン] 原村 和 : しかし、容姿も”情報通り”ならば────力もまた、”情報通り”。

[メイン] シーカーニバル : チャラついた口調で、へらへらとした様子で二人と対峙する。

[メイン] 水野愛 : 「ええ。UGNの者よ」
支部名はあえて言わない

[メイン] 原村 和 : ゆらりと揺れる陽炎は、彼の態度が余裕の表れであることを示していた。

[メイン] 原村 和 : 水野に、軽く頭を動かして頷き。

[メイン] 原村 和 : 無表情の瞳で、シーカーニバルを見つめる。

[メイン] シーカーニバル : 「まァ~何をやるつもりなのかってのは、概ね分かってるつもりだけどさ
 ちょびっと、手を引いてくんね?」

[メイン] シーカーニバル : 要は、MB化した園本に関わるのを辞めろ、という忠告だ。

[メイン] 原村 和 : 「それには、難しいかもしれませんね……」
じっと、シーカーニバルに目線を送ったまま。

[メイン] 水野愛 : 「そういうわけにもいかないの、あなたもわかるでしょ?」

[メイン] シーカーニバル : 「いや?わかんねぇけど?」

[メイン] シーカーニバル : 肩を竦めるようにし。

[メイン] シーカーニバル : 「そもそもさ、MB化に対し間違った偏見持ってね?」

[メイン] シーカーニバル : 「その恩恵、アンタらも知ってるっしょ」

[メイン] 水野愛 : 「もちろん…知ってるわよ」

[メイン] 原村 和 : こくり、とその問いに頷く。

[メイン] シーカーニバル : 「まァ俺としては~、あんまりドンパチやるの好きじゃねーわけでぇ」

[メイン] シーカーニバル : 「お前ら二人を諦めさせるつもりなんで、そこらへんヨロシク」

[メイン] 水野愛 : 「承知の上で…MB化は問題だと言ってるのよ」

[メイン] シーカーニバル : 言うてみ?と愛に視線を向ける。

[メイン] 水野愛 : 「だって…」

[メイン] 水野愛 : 「恥ずかしいじゃない!!!!」

[メイン] 原村 和 : ……それは、はい。

[メイン] シーカーニバル : 「……ブッ!だっはっはっはっはっはっは!!なんじゃそりゃ!!」
その言葉に、大笑いするシーカーニバル。

[メイン] シーカーニバル : 膝を叩きながら、腹が捩れるくらいに笑っている。

[メイン] 原村 和 : いつか解けてしまいそうなマイクロビキニを着たまま、頷く。

[メイン] シーカーニバル : 「別に良くね?隠れるとこ隠れてるし
 つーか何よりだけどよォ」

[メイン] シーカーニバル : 「時代によってどういったものが羞恥であるかなんて
 変わっていくもんじゃね?」

[メイン] シーカーニバル : 「MB化の恩恵を考えたら、そんくらい許容するもんじゃね?」

[メイン] 水野愛 : 「……っと、それだけじゃないわよ」
つい一番の本音が出てしまった

[メイン] 原村 和 : 「報酬のためには、”安牌”だけでは手に入らない……ということですか」

[メイン] 原村 和 : ごくり、とシーカーニバルに息を呑みながら。
……まさか、ここまでとは。油断ならない相手とはわかっていても、こんなにスケールが違う物……なんですね。

[メイン] 水野愛 : 「そうね。どう考えてもマイクロビキニなんてもので釣り合うとは思えないし…
 それに、MB化でみんなが無暗に力を入れたら…社会の秩序はどうなるの?」

[メイン] 水野愛 : 「ただでさえ、レネゲイドで無茶苦茶になりかかってるのに…それ以上の混乱を生んだらどうなるか…!」

[メイン] シーカーニバル : 「問題ねーと思うぜ?」

[メイン] シーカーニバル : 「MB化ってのは、自己が持つ可能性を最大限まで
 いや……それ以上に引き出すもんだ」

[メイン] シーカーニバル : 「むしろレネゲイドにも、MB化にも頼ってねー今こそ」

[メイン] シーカーニバル : 「格差社会、貧困、病気の蔓延」

[メイン] シーカーニバル : 「数え切れねーぜ?社会秩序を崩壊させてる要因なんざ」

[メイン] シーカーニバル : 「んで、そいつらを一気に解消できるわけだ
 それも、既存のレネゲイド拡散よりも、"安全"にな」

[メイン] 原村 和 : 「…………なるほど」

[メイン] 原村 和 : マイクロビキニなのは……いただけませんが。
いや本当に。
ですがその代わりに社会を混乱させている今を変える事が出来る……
それは、マイクロビキニの力で、もしかすれば有り得るのかもしれません。

[メイン] 原村 和 : そして、シーカーニバルに、目を向けたまま。

[メイン] 原村 和 : 「MB化……マイクロビキニしか着ることが出来なくなる代償を背負い……
             オーヴァード
 その恩恵として、文字通り”超越した力”を手に入れることができる……」

[メイン] 原村 和 : 力だけで言うなら、かの文献にも残る”プラメイトオーヴァード”────世界と一体化したオーヴァードにも匹敵する。しかし。

[メイン] 原村 和 : 「……ただ、わからないのは……
 あなたは、どうしてこのマイクロビキニを固執するように?
 ……UGNエージェントになり、そして今に至るまで……何が起こったのですか?」

[メイン] シーカーニバル : 「………へぇ、おもしれぇこと聞くじゃん」
目を細めながら。

[メイン] シーカーニバル : 自身の首元に手を置き、コキッ、コキッ、と首を鳴らしながら。

[メイン] シーカーニバル : 「………ま、その口振りだと、俺んこと、知ってるみてーだしな」

[メイン] シーカーニバル : 「そうだぜ?俺は日常の護り手だった
 家族を、友人、任務仲間を守るために」

[メイン] シーカーニバル : 「負けちまったけどな!」

[メイン] シーカーニバル : それまで全戦全勝であった、トップクラス級のエージェント。
しかし、それ以上の存在が、脅威として彼と、そして仲間に襲い掛かった。

[メイン] シーカーニバル : 「……仲間も、何人死んじまったかなァ~」
ふと空を見上げつつ。

[メイン] シーカーニバル : 「………ま、ヤケになった俺ァ、そのジャームと心中を図ったぜ
 そうすりゃ、その事件だけは収束すっからな、安いもんだろ」
少年のように笑いながら。

[メイン] 原村 和 : 「……………」

[メイン] 水野愛 : 「……」

[メイン] シーカーニバル : 「侵蝕率も150%になってたからな、帰れるはずもなかったわ」

[メイン] 原村 和 : ごくり、と息を呑む。
少年のような笑いには、一体どれほどの死が積み重なっているのか……
計算が、出来ない。

[メイン] シーカーニバル : 「だが─────帰れたわ」
手のひらを返し、それを二人へ向けるように。

[メイン] シーカーニバル : 「……この恰好になってたんだよな、気が付いたら
 そりゃ、俺も最初は戸惑ったけどよォ」

[メイン] シーカーニバル : 「今までにない力を手にした、より強い、より万能な力を
 んでもって、ジャームにならずに済んだ
 ……なんでかは、さっぱりだけどよォ」

[メイン] シーカーニバル : それは、彼自身に眠るメモリーが発露したからである。

[メイン] 原村 和 : 「…………!?
 マイクロビキニが……命を救ったということですか……!?」

[メイン] シーカーニバル : 「そんなとこだな」

[メイン] シーカーニバル : 「ま、となるとよ……この力がありゃァ……
 死ななくていい奴だって、救えんじゃね?ってよ」

[メイン] シーカーニバル : 「実際、園本は死にかけてただろ」

[メイン] 原村 和 : そんなバカな────とは口に出せなかった。
なにせ、マイクロビキニの圧倒的な力は、私自身にも影響を与えているのだから。

[メイン] 水野愛 : 「それで…マイクロビキニ化してからは、救えなかった人を救えてきたの?」

[メイン] シーカーニバル : 「そんなとこだな」

[メイン] シーカーニバル : 「ま……それでも、あまりにも高すぎた侵蝕率による
 ジャーム化ってのは、どうにも防げねェが」
バツの悪そうな顔で、頭を掻きながらも。

[メイン] 水野愛 : 「死んでしまった仲間たちも…生き返らせられたの?」
屍人である水野愛だから…その可能性を聞いてしまう

[メイン] シーカーニバル : 「…………まだ、だな」

[メイン] 原村 和 : 「………………」

[メイン] シーカーニバル : 「だが、MB化による発展が進めば、いずれできるようになる」

[メイン] シーカーニバル : 「俺はそう信じてるぜ、ジャームの完全治療だって
 できるようになるだろ、このMB化の力がありゃ」

[メイン] 原村 和 : 水野さんのその問いには、含みがあるように思えてしまった。
きゅっと、唇を結びつつも。

[メイン] 水野愛 : 「でも、それはまだわからないのね…」

[メイン] 水野愛 : 何かバツの悪そうな顔をして

[メイン] 水野愛 : 「ごめんなさいね、悪いこと聞いちゃって」

[メイン] 水野愛 : 「でもね、やっぱりMB化は完全じゃないと思うの」

[メイン] シーカーニバル : 「…………なに?」

[メイン] シーカーニバル : 眉を顰め、愛をじっと見やる。

[メイン] 水野愛 : 「現に、園本さんは…MB化してもお店は繁盛には程遠かった」

[メイン] 水野愛 : 「これは”MB化で解決できなかった”一例ね」

[メイン] シーカーニバル : 「……………ハッ!」

[メイン] シーカーニバル : 不機嫌な表情で視線を背ける。図星であった。

[メイン] シーカーニバル : どんな形であれ、クラックト・シーシェルはテロリスト団である。
表立って、店のサポートをすることはできない。

[メイン] 水野愛 : 「でも…MB化で解決できなかったこの問題は、別の手段で解決の道を得た」
フォーリナーとりあむの2人が出した答え

[メイン] シーカーニバル : クラックト・シーシェルの動きは、UGNに要監視されている。
下手な動きは、そこらのセルに比べても厳しいものがある。

[メイン] 水野愛 : 「そんな力使わずに、みんなで協力するっていう簡単な方法でね」

[メイン] 原村 和 : 「………………」
話には聞いていた……フォーリナーさんとりあむさんは、マイクロビキニには関わらない別の”牌”を出した。
そのおかげで、園元さんは助けられたのだ……と。

[メイン] シーカーニバル : 「…………………」

[メイン] 水野愛 : 「あなたの理想まで、否定するわけじゃないわ」
「私だって…色々な叶わない願いはあるもの」

[メイン] 水野愛 : 「でも少なくとも、園本さんはMB化を使わずに解決に向かったの
 だから…彼女には手を出さないでほしい」

[メイン] シーカーニバル : 「…………」

[メイン] シーカーニバル : 「……聞かせてもらおうか、何故そこまで園本に拘る?」

[メイン] シーカーニバル : 「お前ら二人とも、まだ会ったことすらもねェだろ」

[メイン] シーカーニバル : 目を細める。その赤の瞳は、闇夜に光る。

[メイン] 原村 和 : 水野さん……その惜しげもなく言葉を発していく姿に、光が見える。
彼女は今、まさにアイドルのように、照らそうとしているのだ……と。

[メイン] 水野愛 : 「……そうね…彼女はレネゲイドに侵されたけど、”日常”を生きて行けてるのよ」

[メイン] 水野愛 : 辛くて苦しいかもしれないけど、それでも日常を歩んでいる

[メイン] 水野愛 : 「その”日常”を守るのが私たちUGNの仕事で、その”日常”を支えたいというのが…私の願いだから」

[メイン] 水野愛 : アイドルとして活動して、一度は死んで、それでもアイドルとして活動を続けている
何故か。みんなを支える光になりたいからだ

[メイン] シーカーニバル : その姿は、シーカーニバルにとっては………。

[メイン] シーカーニバル : 眩し過ぎた。

[メイン] シーカーニバル : 「…………お前もか?」
和に目をやる。

[メイン] 原村 和 : 生物としての終わり。
計算上、どこまで言っても逃れるすべはないソレ。
それを目の当たりにすれば、人は抗う事は出来ない。

[メイン] 原村 和 : けれど……それを乗り越えてもなお、輝き続ける彼女は。
まさに、偶像のアイドルであった。

[メイン] 原村 和 : 「……私も同じく。水野さんのように、日常の守り手となる事こそが、私の使命では……あります。」

[メイン] 原村 和 : 「そして、園元さんを助け、MBという不安定な力に触れさせたさせたくはありませんが……」

[メイン] 原村 和 : ちらりと、目がシーカーニバルに向けられる。

[メイン] 原村 和 : 「それは────あなたも同じく、です」

[メイン] シーカーニバル : 「……………!?」
眉がピクリと動く。

[メイン] シーカーニバル : 「……そいつァ……どういう意味だ……?」

[メイン] 原村 和 : 「……あまりにあんまりだから……ですよ」

[メイン] 原村 和 : ぎゅっと、拳を握りしめて。
原村和の顔は────悲しんでいた。
無表情でありながらも、その奥には、憐みの顔が。

[メイン] 原村 和 : 「なぜ、UGNのために身を粉にしてきたというのに……
 ジャームとして、世を追われる生活をしなくてはならないのですか?」

[メイン] 原村 和 : 「……シーカーニバルさんは、今までも、今からも……ずっと、誰かのためにと努力を惜しんでいませんでした
 その結果がこれなら……私は……計算、しきれません」

[メイン] 原村 和 : 滲みそうになった涙を、指で止めて。
シーカーニバルを再度見上げる。

[メイン] 原村 和 : 「────あなたは、日常に戻りたいですか?」

[メイン] シーカーニバル : 「……………………」

[メイン] シーカーニバル : 「……………言うじゃねぇの」

[メイン] シーカーニバル : 二人に対する目つきが変わる。それはMB化を理解しない愚者に対するものではなく
敬意。二人の胸に宿るは、風にも何にも消えぬ炎。

[メイン] シーカーニバル : 「………時々、かーちゃんの顔思い出しちゃ、悪いか?」
へらへらと笑う。

[メイン] 原村 和 : 「………………いいえ」
薄らと優しく微笑み、首を横に振り。

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 : 《インスピレーション》

[メイン] system : [ 原村 和 ] 侵蝕率 : 48 → 50

[メイン] 原村 和 : このエフェクトは、ノイマンシンドローム。
脳細胞を人間の比ではない程に発達したシンドロームの神髄である。

[メイン] 原村 和 : 脳細胞をフル回転し、普通の人間では閃くことのないような事。
それを、まるで天からアイデアが降って来たかのように、正しい答えを導き出せるエフェクトである。

[メイン] 原村 和 : その正答率は────100%。

[メイン] 原村 和 : 質問です。

[メイン] 原村 和 : まず現時点で、シーカーニバルさんが”日常”へと帰還できる可能性は?

[メイン] ミクロビキニ : 答えよう。

[メイン] ミクロビキニ : 貴様らが折れたその時だ。

[メイン] 原村 和 : わかりました。

[メイン] 原村 和 : では────

[メイン] 原村 和 : 《インスピレーション》

[メイン] system : [ 原村 和 ] 侵蝕率 : 50 → 52

[メイン] 原村 和 : 質問です。

[メイン] 原村 和 : もしUGNが、MBに頼らずレネゲイドの治療を続けた場合。
────シーカーニバルさんが”日常”へと帰還できる確率は?

[メイン] ミクロビキニ : …………………………………………。

[メイン] ミクロビキニ : 質問を

[メイン] ミクロビキニ : 拒絶する。

[メイン] 原村 和 : わかりました。

[メイン] 原村 和 : では、”0%”ではありませんね。

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 : 「……シーカーニバルさん、あなたがミクロビキニを使う事を止められるほど
 私の力も努力も、足りてはいませんが……」

[メイン] 原村 和 : 瞳を向ける。そこから、逸らすことはしない。

[メイン] 原村 和 : 「私は”UGN”として……あなたが守ってきた日常へと……
 帰還できる方法を、探し続けましょう」

[メイン] シーカーニバル : 「………………」

[メイン] 原村 和 : 「例え、どんなに低い確率だとしても
 それが賭けでも、安牌でなくても」

[メイン] シーカーニバル : 男の長髪が、夜風にたなびく。

[メイン] 水野愛 : 「私も乗るわよ、その賭けに」

[メイン] 原村 和 : 「希望は、0%ではないのですから」

[メイン] 原村 和 : ひゅう、と桃髪が風でふわりと揺れて。

[メイン] 水野愛 : 「和がそういうなら、可能性は必ずあるんだから」

[メイン] 原村 和 : 「……水野、さん……!?」

[メイン] 原村 和 : 「……………っ!」

[メイン] シーカーニバル : はぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~!!!と、馬鹿でかい溜息を吐き。

[メイン] シーカーニバル : 頭をガリガリと掻きながら。

[メイン] シーカーニバル : カラン。と地面に音が。

[メイン] シーカーニバル : 「いっけねぇな、こりゃ」

[メイン] シーカーニバル : 「ωトランス、落としちまったわ」

[メイン] 原村 和 : シーカーニバルの身の内話。そして、水野が寄り添ってくれると返してくれたことで。
……目には、じんわりと、熱い物がこみあげてくる。

[メイン] シーカーニバル : 「MB化した、優秀なUGNエージェント二人と対峙しちゃ
 戦う術もありゃしねぇし、こいつを拾う余裕すらもねぇ」

[メイン] シーカーニバル : 「あーーーあーーーー」

[メイン] シーカーニバル : 「コイツを研究されちゃ、"ミクロビキニ"のオリジンやら
 メカニズム解明やらに、先手を打たれちまうかもなァ~~~」

[メイン] 原村 和 : 「シーカーニバル……さん…………!」

[メイン] シーカーニバル : ニッ、と和と愛に口角を上げる。

[メイン] シーカーニバル : 「俺の負けだろこれ、じゃあ戦略的撤退するっきゃなくね?」

[メイン] シーカーニバル : 「……"ヒーロー"が勝った方が、気持ちいいだろ」
自嘲気味に笑う。

[メイン] 原村 和 : 「……いいえ、水野さんも、あなたも……
 ”ヒーロー”、ですよ」

[メイン] 原村 和 : 涙ぐんだ無表情のまま、されど、にこりと笑い返し。

[メイン] シーカーニバル : その言葉に、ヘッ、と笑い、肩を竦め。

[メイン] シーカーニバル : 「……ま、だけどよォ~~~ただで帰るのもなァ~~~~
 何か土産は欲しいからよォ~~」

[メイン] シーカーニバル : 「俺を追い詰めたエージェントの名前くらいは
 持ち帰りてぇだろ?」

[メイン] 水野愛 : 「……私は、”伝説の平成アイドル”水野愛!」
堂々と、強敵相手に名乗りを上げる

[メイン] 原村 和 : 「……”デジタルエンジェル”、原村和です……!」

[メイン] 原村 和 : 堂々と、強敵相手に名乗りを上げる。
今は……二人立ち揃って。

[メイン] シーカーニバル : 「ブハハハハハハハ!!本名まで持ち帰っていいのかよ!!」
少年のように大笑いをし。

[メイン] シーカーニバル : 「ま……」

[メイン] 水野愛 : 「私たちはMB化の謎を解いて、”みんな”を救うエージェントよ
 しかと覚えていきなさい!」

[メイン] シーカーニバル : 「─────墓場まで持って帰らせてもらうわ」

[メイン] シーカーニバル : ………この世界も、案外捨てたもんじゃねぇな。

[メイン] 原村 和 : お、覚えていってくださいね!と、水野に合わせるようにと。

[メイン] シーカーニバル : 「じゃあな、愛、和」

[メイン] シーカーニバル : 《瞬間退場》

[メイン]   : ─────そして次の瞬間には、男の姿はそこには無かった。

[メイン] 原村 和 : 「………………」

[メイン] 水野愛 : 「………はぁぁぁぁ」
大きく息を吐き

[メイン] 水野愛 : 「緊張したわ…和と一緒で本当に良かった」

[メイン] 原村 和 : お祭りのように騒いで、消える時はぱったりと消える……。
なんだか、面白い方……でした。

[メイン] 原村 和 : そう思った時に、くらりと。

[メイン] 原村 和 : 水野の方へと、体が倒れかける。

[メイン] 水野愛 : 「…和!?大丈夫!?」
慌てて支える

[メイン] 原村 和 : 「……きゃっ……!」

[メイン] 原村 和 : 支えられて、思わず水野に抱き着く形になりながら。

[メイン] 原村 和 : 「…………わ、私も……そ、その……
 柄にもないのですが、き、緊張してしまいました……」

[メイン] 原村 和 : ぎゅっと、水野へと身を寄せて。
……不安な時にぬいぐるみを抱えるように、今度は水野へと抱きとめて。

[メイン] 水野愛 : 「ふふっ…おあいこね」

[メイン] 水野愛 : 優しく包み込むように抱きとめて

[メイン] 水野愛 : 背中をさすってあげたりする

[メイン] 原村 和 : 「んっ……」
心地よさそうに、目を細めて。

[メイン] 原村 和 : 「……”愛さん”は……暖かいですね……」

[メイン] 原村 和 : 屍人……じゃない。まさしく、今生きる人の温かさで。

[メイン] 水野愛 : 「…そう? ゾンビよ、私」
その言葉に、とても嬉しそうに笑いながら
照れ隠しでそんな冗談を言う

[メイン] 原村 和 : 「そうには……思えませんよ
 だって、星のように輝いていたんですから」

[メイン] 原村 和 : そんな冗談に、ふふっ、と笑いつつ。

[メイン] 水野愛 : 「だったら…良かった」
小さいころから憧れていたアイドル
それに、今でもあれたのだ

[メイン] 原村 和 : それに、もう一度頷いて。
愛越しに空を見上げた。

[メイン] 原村 和 : 日は落ち切って、星空はちらちらと見える。
都市の明かりが眩しくて満天の星空とは言えない。

[メイン] 原村 和 : 星々の大きさに比べたら、”マイクロ”かもしれない。

[メイン] 原村 和 : だけど────。

[メイン] 原村 和 : 一等輝いていた星は、すぐそばにいてくれました。

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] 原村 和 :  

[メイン] マイクロビGM : climax『終わりのマイクロビキニ』 登場:任意

[メイン] ███ : 1d10 (1D10) > 1

[雑談] system : [ ███ ] 侵蝕率 : 46 → 47

[メイン] りあむ : 46+1d10 登場/リザレクト (46+1D10) > 46+8[8] > 54

[メイン] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 46 → 54

[メイン] りあむ :

[メイン] りあむ :

[メイン] りあむ :

[メイン] りあむ : 園本奈央ちゃんと話し合って(若干煽ったりもして)わかり合えたあと

[メイン] りあむ : まだまだ経済とか全然わからないし、アイドルと言っても何から手をつければいいのかわかんない!

[メイン] りあむ : それでも言った言葉は呑み込めない!フォーリナーさんも手伝ってくれるみたいだし『ボクら』で頑張って海の家を建て直すんだ!

[メイン] ███ : 「…やっぱり」

[メイン] ███ : 「りあむちゃんの一番いいやり方って、アレだと思うんだよね」

[メイン] ███ : きゅっと目を見つめて

[メイン] りあむ : 「…アレ?」
半分照れ気味半分気圧されつつ

[メイン] ███ : 「アイドルだよっ、アイドル!」

[メイン] ███ : 「りあむちゃん、アイドルなんでしょ?」

[メイン] ███ : 少し憧れも混じるものだ、実際聞いてみると

[メイン] りあむ : 「あっそれかあ!うん!一応アイドルやってる!よ!」
唯一自慢できることなので大いに胸を張る

[メイン] りあむ : 「じゃあまずは、ライブとかで宣伝……一応ボクもアイドルなんだしそれなりの効果はあるはずだけど…それでいいのかな?」

[メイン] ███ : 「火のないところになんとやら…?って言うし、ほら」

[メイン] ███ : 「いいアイドルが宣伝するなら、いい場所だよっ」

[メイン] ███ : 割と勢いで言ってるけど

[メイン] りあむ : 「いいアイドルかどうかはわかんないけど…フォーリナーさんが言うなら自信出てきた!」

[メイン] ███ : 「だから…」

[メイン] ███ : 「やってみよっか!」
りあむの手を握って

[メイン] りあむ : 「ええ!?」
突如の柔らかい感触に驚いて

[メイン] ███ : 「さっ、アイドルの意地見せてあげよーっ!」

[メイン] ███ : そのままぐいぐい引っ張って、そして…

[メイン] ███ :  

[メイン] りあむ : 砂の加護!

[メイン] system : [ りあむ ] 侵蝕率 : 54 → 57

[メイン] りあむ : 5dx10 (5DX10) > 9[2,8,8,9,9] > 9

[メイン] りあむ : 「お、あ、え!?」
近くにフォーリナーがいると思うと緊張してなかなかいつも通りにできない

[メイン] ███ : 「…ふふーん、大丈夫だって」

[メイン] ███ : 私だって、そりゃあ緊張もするけど、先輩だもの

[メイン] ███ : 後輩の晴れ舞台、しっかり整えないとねっ!

[メイン] ███ : 《アンシーントーカー》《コンセントレイト》

[メイン] ███ : 20dx7+1 (20DX7+1) > 10[1,1,2,4,4,4,4,5,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,3,6,7,7,9,9]+10[1,6,7,8]+2[1,2]+1 > 33

[メイン] system : [ ███ ] 侵蝕率 : 47 → 51

[メイン] ███ : にこりと笑って、りあむの背を押す

[メイン] ███ : プロデューサーは居ないけど、プロデュースはしてあげないとって奴だもの

[メイン] りあむ : 「あっ」
追い風に吹かれたように緊張が抜けていく

[メイン] ███ : 「最高の笑顔、見せてあげてよっ!」

[メイン] りあむ : 「うん!やってやる!よ!」

[メイン] りあむ : 「オタクども―!見てるかー!」

[メイン] りあむ : 「ボクがバイトしてる店!場所を歌詞カードに入れとくから絶対来いよな!」

[メイン] りあむ : 「それじゃあ新曲行くぞー!」

[メイン] りあむ : のどがかれ果てるほど歌い叫んで飛び跳ねて

[メイン] りあむ : 最初の失敗が嘘のようにライブは大成功に終わった

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : ─────そのライブは、神懸かり的な成功を収めた。

[メイン] マイクロビGM : 炎上アイドルとして知られるりあむであるが
そのライブを、そして配信を見た者達は文字通り

[メイン] マイクロビGM : その胸に、炎上を起こした。
胸を熱くした。情熱は、伝播する。

[メイン] マイクロビGM : 夢を、希望を、熱狂を皆に届けるのが─────アイドル。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM : その後、海の家・はわいは。

[メイン] マイクロビGM : 神とアイドルの尽力もあり、大盛況となっていた。
加え、りあむがバイトをしているという情報を嗅ぎつけ
共に働き手として、店を支えるファンもいた。

[メイン] マイクロビGM : 園本の父親の魂が込められた、その海の家は再び
命の息吹が─────。

[メイン] マイクロビGM : そして場面は変わり。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……し、失礼します!」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : マイクロビキニ姿の、緑色の髪の少女が、とある部屋へ入る。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : その手には……支部派遣先願い書が。

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「………私も……あの方々のように……」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : 「……遠くまで、手を伸ばし、掴み取れるような
 そんな人に、なりたいです」

[メイン] 園本 奈央(そのもと なお) : ─────日常の護り手が一人、増えたのであった。

[メイン] マイクロビGM : また、和と愛が持ち帰ったωトランスにより
MB化解除のための研究がさらに進んだ。

[メイン] マイクロビGM : もしかしたら、クラックト・シーシェルと全面戦争を起こす方法以外に
この問題を解決する道が、見つかるかもしれない。

[メイン] マイクロビGM : それは、数年後か、数か月後か、明日か
今を生きる者達にとっては分からないものではあるが。

[メイン] マイクロビGM : ─────その確率は、0ではない。希望の炎は、燃え続ける。

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] マイクロビGM :  

[メイン] ███ : ED【大"円"団は"環"状成るまで】

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : 《デジャヴュ》

[メイン] ███ : こう言う時さー、ちょっと慣れてないから困るんだけど、うーん

[メイン] ███ : ぶっちゃけ、りあむちゃんって何が一番…喜ぶかなぁ?

[メイン] ミクロビキニ : 知らん。

[メイン] ███ : あ、いやりあむちゃんに聴いてるんだよ、ごめんねー混線しちゃって

[メイン] ███ : と、いうことで

[メイン] ███ : 「りあむちゃんは何がお好み?」

[メイン] りあむ : ええとね!ええとね!すっごい甘えたい!褒めてもらいたい!

[メイン] ███ : はーい、成る程ね

[メイン] ███ : …ティヒヒ、任せておいてよ?

[メイン] ███ :  

[メイン] ███ : ぽやんぽやん、ライブ後

[メイン] ███ : 盛況だったし、いっぱい働いたからお疲れ様なので

[メイン] ███ : 今日はもう布団の中に居るかもね、夜だもの

[メイン] ███ : だーけーど…それがちょうどいいかなーって事で

[メイン] ███ : 「おつかれ、りあむちゃん」
休むりあむに、声をかける

[メイン] りあむ : 「はえ?フォーリナーさん?…さては夢だなあ」

[メイン] りあむ : 寝ぼけて眼をこすりながら

[メイン] ███ : 「どーだろうね?そう思うかなー?」

[メイン] ███ : 「あ、しつれいしまーす」

[メイン] ███ : 布団にいそいそと入り込む

[メイン] りあむ : 「いらっしゃーい。えへへ、むさくるしいところですが」

[メイン] りあむ : 夢だと思っているのでノーガード

[メイン] ███ : 「ふふ、今日はよーく頑張ったね?」

[メイン] りあむ : 「うん!ボクこれまでこんなにマジになったことないよ!」

[メイン] りあむ : 子供のように無邪気な笑顔を見せる

[メイン] ███ : 「よしよし、カッコよかったよ?ちゃんと頑張ってくれたもの…」

[メイン] ███ : 手を回して、優しくハグしようと

[メイン] りあむ : 「えへへ~フォーリナーさ~ん」

[メイン] りあむ : デレデレとそれを受け入れる

[メイン] ███ : むにゅ

[メイン] ███ : 完全に胸に押し付ける形になるハグは、体温含めて滅茶苦茶リアルな感覚だろう

[メイン] りあむ : 「はぅあ!?」

[メイン] りあむ : その感触に一気に現実に引き戻される

[メイン] ███ : 「今日は頑張らないとーって思ってたけど、頼ってもいいくらい見せてくれて嬉しかったなー…ふふ」

[メイン] ███ : 目が覚めてもお構い無しに撫でながらのハグだ

[メイン] りあむ : 「えっあのっそのっ!」

[メイン] りあむ : 柔らかい感触といい匂い

[メイン] りあむ : とにかく顔をそむけることぐらいしかできない

[メイン] ███ : 「ティヒヒ…」

[メイン] ███ : 「見てたのは知ってるよ?」

[メイン] ███ : 流石にわかる、嫌じゃないから気にしないけどね

[メイン] りあむ : 「うぅ…ごめんなさい」

[メイン] りあむ : 涙目になりながら謝る

[メイン] ███ : 「いいんだよ〜?」

[メイン] ███ : きゅっと、その顔を挟み込むように胸に押さえ込む

[メイン] りあむ : 「んん!?」

[メイン] りあむ : ぴくんと体が跳ねるも、快楽が逃げることを許さない

[メイン] ███ : 「怒ってないもんね〜…りあむちゃん」

[メイン] ███ : 頭を間に押し込んだ為に、頼りないマイクロビキニはずるりと押し上げられる

[メイン] りあむ : 「んん…んぁ」

[メイン] りあむ : 既に安心すら得てしまって快楽の沼に完全にはまった頭ではそれに反応することもできない

[メイン] ███ : 「よしよし…甘えん坊さんなのは変わんないね」

[メイン] ███ : 「今日はいーっぱい頑張ったし、それじゃあ…んーん」

[メイン] ███ : 「ちょっと恥ずかしいけど…」

[メイン] ███ : 撫でる手を胸に当てて、そのまま

[メイン] ███ : 所謂ぱふぱふで、りあむの顔を包み込む

[メイン] りあむ : 「んぷっ…ふうむ」

[メイン] ███ : 「ぱふぱふ…ぱふぱふ…結構恥ずかしいねこれ…」

[メイン] りあむ : 胸の間に挟まれて、その中で深呼吸して感触と嗅覚両方で存分にそれを味わう

[メイン] ███ : 「好きなだけしていーからねー」

[メイン] ███ : りあむの手を取って、胸にあてがい

[メイン] りあむ : 「あう…うん…」

[メイン] りあむ : 恥ずかしがりながらも頭をぐりぐりと押し付けるかのように甘える

[メイン] ███ : 「赤ちゃんみたいで可愛いね、ふふ」
にこにこと、それを眺めつつ

[メイン] りあむ : 「いやあ…言わないで…」

[メイン] りあむ : 指摘され、更に恥ずかしがって顔を見えないようにさらに奥へと

[メイン] ███ : 「おっぱい好きでもいいんだよ?」

[メイン] ███ : そんなりあむに差し上げるように、片方の胸を抱えて

[メイン] ███ : その先端をぐっと押し付ける

[メイン] りあむ : 「あ、ふぁ…」

[メイン] りあむ : 唇が乳頭に触れ、思わずもったいないと感じる

[メイン] ███ : 「どーぞ…ティヒヒ」

[メイン] ███ : さらに押し込んで、赤ちゃん扱いする

[メイン] りあむ : 「~~~~~~」
乳頭が二度三度唇に触れ観念したように自分から

[メイン] りあむ : 手の甲にする誓いのようにその乳首に軽く口づけた

[メイン] ███ : 「んっ…ふふ、目がとろんとしてきてるや」

[メイン] りあむ : ちゅっちゅっちゅっと回数を重ねるごとに遠慮を忘れ、愛おし気に何度も口づける

[メイン] りあむ : そしてついに乳首を咥えて

[メイン] りあむ : ちゅうと赤ん坊のように吸い始める

[メイン] ███ : 「えへへ…赤ちゃんになっちゃった」

[メイン] ███ : 優しく撫でながら、そんなりあむを抱き抱えて

[メイン] りあむ : 「~~~~」
その言葉に欲望に負けて自分から赤ん坊になった自分が恥ずかしくて顔も赤くなり

[メイン] りあむ : でも、止められない

[メイン] ███ : 「おっぱい出て欲しいのかな?その方がもっと赤ちゃんに戻って甘えられるかな…」

[メイン] りあむ : コクンと頷き、上目遣いで期待した眼差しを向ける

[メイン] ███ : 「うふふ…仕方ないなぁ」

[メイン] ███ : 《イージーフェイカー》、ちょっとズルだけど

[メイン] ███ : とくん、とくん

[メイン] ███ : ねっとり甘くしたものを、ちゃーんとあげる、御褒美なので

[メイン] りあむ : 「ん…ん…」

[メイン] りあむ : 出してもらったものを一生懸命に飲み干す
一滴たりとも無駄にしない

[メイン] ███ : 「こっちもあるよー…ふふ」
いたずらのように、もう片乳をむけて

[メイン] ███ : 顔をぴゅーっと、ミルクまみれにする

[メイン] りあむ : 「ひゃあ」
顔にミルクをかけられるのに驚いて

[メイン] りあむ : かかったミルクを舌で舐めとる

[メイン] ███ : 「よしよし、いい子は好きだよ…とってもね」

[メイン] ███ : りあむをミルク漬けにするかのように、授乳を続けて布団に閉じ込めれば

[メイン] ███ : 甘ったる過ぎる程の匂いが蒸れて苛む

[メイン] りあむ : 「んんう」
頭がくらくらするまま乳頭を舐め続け

[メイン] りあむ : いつしか頭の中すべてがその甘い臭いでいっぱいになる

[メイン] ███ : 「このまま眠って夢の中まで入り込んであげるからね、りあむちゃん」

[メイン] ███ : ミルクまみれのおっぱいでぱふぱふしながら、そう伝える

[メイン] ███ : 目が覚めても閉じても御褒美は尽きない、まだ足りないからね

[メイン] りあむ : 「うああ…んん…ありがと…もっと」

[メイン] りあむ : 溢れだすミルクに息さえつまりそうになりながらも、それを求めるのをやめることはできなかった

[メイン] ███ : ぎちぎち…おっぱいでだんだん窒息するように閉じ込める

[メイン] ███ : 苦しくはならないけど、多分すごい甘くなっちゃうと思う、多分

[メイン] りあむ : 「んむ…ほぁ…んん…」

[メイン] りあむ : 口いっぱいに詰められた乳房から直接喉に歯が解けるほど甘いものを飲み込まされて

[メイン] りあむ : それでもその甘さにあえぐ

[メイン] ███ : 「おやすみりあむちゃん、夢の中でもよろしくね?」

[メイン] りあむ : 「んむ…はわぁい」

[メイン] りあむ : 言葉にもなってない鳴き声のような何かでそれに返答した

[メイン] ███ : 最後に気持ちよく眠れるように、りあむを包むように抱きしめて、目を閉じる

[メイン] りあむ : それに釣られるように安心してトロンと瞼を閉じていく

[メイン] ███ : ぐずぐずのあまーい夜を一旦終えて

[メイン] ███ : ██な█の甘やかしは、まだまだ夢に続くのであった…

[メイン] ███ :